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■2015年1月の記事
 
 2015.1.25掲載 <スィート>
 8年ほど前、読売旅行のツアーで、萩・津和野を旅したことがあった。萩の町並みは大切に護られ、まるで激動の幕末にタイムスリップしたような時間を体験した。

 若くして命を落とした高杉晋作邸も、武士がひょっこり出てきそうな雰囲気。そんな時代に思いを馳せながら萩の城下町を歩き、1番行きたかった場所に着いた。

 まっすぐ伸びた木立の中に、ひっそりと建つ庵。そう、夢にまでみた?松下村塾?。「こんなに小さな空間で、幕末の志士たちが日本の行く末を熱く語り、吉田松陰や高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、小田村伊之助(のちの楫取素彦)などの若者が集った…そう思った瞬間、感極まってうるうるしてしまった。「来て良かった!」心から感動した。

 1月から始まったNHKの大河ドラマは大好きな萩の町なので、とてもワクワクしながら観ている。有名人でないというので視聴率は伸び悩んでいるらしいが、一視聴者として応援したい。そしてまたいつか、“あの場所?に行きた”と思っている。


 2015.1.18掲載 <真っ赤な苺>
 「おめでとう!新成人」
 今年の成人式は、晴れやかで、風もなく、穏やかな日となり、晴れ着姿の新成人たちが更に輝いて見えた。

 毎年、式典の取材に行き、艶やかな女の子の振り袖姿、誇らしげな男の子の袴やスーツ姿を眩しく写真におさめ、我が子を見守るように取材をさせてもらっている。

 年々、式典も今年の天気のように穏やかに行われて、なんだか「ほっ」とする。しかし、まだ何人かの新成人は、式典中もずっと会館の外にいる。中では、市長さんなどのあたたかいお祝いの言葉、懐かしい恩師からの励ましの言葉やビデオレターなどで、大盛り上がりなのに…。せっかく会館まで来たのに中に入らないなんて、もったいない。

 来年の成人式は、みんな会館の中で参加してるといいな。 


 2015.1.11掲載 <いたママ>
 1月も11日となり、年末年始独特のざわめきが過ぎ去った感じだ。

 年末は餅つき。つくのは餅つき機が活躍するが、その前の米とぎと後の切る作業は、人がやるしかない。頭の中も米色になる。そして、お正月料理の準備。これも煮炊きは火がしてくれるが、材料を切るのがたいへん。ゴボウ、ニンジン、レンコン、イモ各種…やけに根菜が多い。頭の中が土色になる。

 年が明けると初詣、楽しい新年会、初売り…何気ない幸せな時間が過ぎていく。正月休みが終わり、ざわめきが過ぎ去る。生活のペースを元に戻したいが、どうも足元がぐらつく。今年は年明け早々、食品や日用品の値上げが話題になっている。早く正月ボケを解消しなければ…と思うこの頃だ。



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