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食事中の水について

    

食事中の水についてのマナーと知識

◆テーブルマナーの中において語らなければならないものに食事中の水があります。

近年水については、フランスやイタリアのミネラルウオーターのお洒落なボトルと、それに含まれているカルシウム、マグネシウムの類ミネラルが認識され飲物の選択肢の幅を広げさせて一般に浸透してきています。では、レストランの食事中に出てくる水は、どんなものが出てくるのか・・・

ハイグレードなレストランにおいては食事中の水はミネラルウオーターをボトル使用している所が多く、日本においても水に対する価値観がヨーロッパとの温度差を徐々に少なくさせているのが手に取るように見えてきました。しかし、全てという訳にも至っていないのが現状です。レストランでの食事中の水は料金を含んでいないためコストのかかるミネラルウオーターより上質と認識せざるを得ない?水道水を冷やして提供している高級レストランが総体では少なくないと感じます。提供される側のお客様も飲物として食前酒やワインには注目しますが、事、食事中の水については、頓着をしていないのが日本のレストランの現実です。ですが、国外のレストランで食事のオーダーの最後に嗜好の水の種類を聞かれて戸惑いなく答えられることもこれからのテーブルマナーには必要不可欠です。

では、食事中の水はいったい何時出てくるのか、食事中の水は、最初にオーダーした料理がテーブル上に出てきてからミートナイフの延長線上に位置する水専用のグラス・・・ゴブレット(ワイングラスを一回り大きくしたグラス)に注がれます。もちろん直にでもお飲みになりたい方はスタッフに一声かけていただければ結構です。

ミネラルウオーターの嗜好について聞かれた場合の知識として・・・私達の体は60%が水分でできています。ならば大事なそのパートナーの存在も食前酒やワイン同様に考えて頂きたいのです。食事中や日常としての水については、近年様々な理由からミネラルウオーターの重要性と認識を、シェアーの拡大と消費のニーズに感じられる急成長中の食品産業になってきています。一つの産業としても今後の成長は、目を見張るものとなることでしょう。

では、その成分について、よく耳にする硬水や軟水のことを、硬度と呼びます。水の中に含まれるカルシウム、マグネシウム保有量を数値化して高いものを硬水、低いものを軟水とします。用途によって使い分けしてお飲みになるとよりいっそう楽しめると思います。(スポーツ後にはミネラル分の多い硬水を、食事中の水には、飲み口の良い軟水を、など)最近の気のきいたスーパーなら数種類(下記銘柄)のミネラルウオーターを置いています。その置いてあるミネラルウオーターならば海外のレストランでも間違い無くポピュラーですのでいくつかのアイテムを飲み比べご自分の好きな銘柄を覚えておくとよろしいかと思います。

ヴォルビック(軟水)、エビアン(中硬水)、ビッテル(硬水)、コントレックス(硬水中の硬水)などが一般的で飲み口は、軟水から中硬水ぐらいが違和感なくお飲みになれるスタートと感じます。又 ヨーロッパでは一般的に飲まれる天然の炭酸ガス入りミネラルウオーターの人気が日本でも高くなってきています。市販されているものは、日本製は現状ではなく、イタリア、フランスの製品が輸入されていますので是非一度試していただければと思います。その代表が1982年から輸入がはじまった馴染み深い銘柄ぺリエがあります。泡が程良くのどを刺激する飲み心地は、さわやかで、今後ますます人気が出てくる事は間違いのないところです。これを機会にご自分にあった水を発見してみてはいかがでしょうか!

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