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ワインと知識マナー

    

ワインと知識マナー

アミューズ(先付)からオードブル(前菜)そしてパン、それでは、次の注文は、メインの料理と行きたいところですが、忘れてはいけないのが、西洋料理には欠かせないワインです。

ここでは、マナーに必要なだけの知識を記載致します。ワインについて深く掘り下げて勉強したい方は、書店に行けば貴方にあったワインの書物は、手に余るほどに棚を飾っていますし、ご購入していただければと思います。とにも、かくにも、習うより馴れろ的に、色々と飲み、試す事が必要な事は確かです。ここでの記載は、知識マナーとしてのワインの概略、楽しみ方をご説明していきます。 

1) その発祥とは

想像と文献を参考に、自分なりに解釈し、説明をしてまいりたいと思います。先日近くのレンタルビデオショップからリメイクされた「タイムマシン」と言うタイトル名の、映画ビデオを借り、楽しませてもらいました。もし、こんなマシンを操る事ができたなら何時の時代に遡ろうかとついつい夢想してしまいます。人類がまだ誕生する以前に遡ればワインの源のブドウをきっと見る事ができるでしょう。

そして、ワインの素になった飲み物は、動物達の食べ残しブドウの自然醗酵によるものなのか?人がブドウを摘み、フタをして長い間、なにかの理由で放置し偶然自然醗酵し、舐めてみたらとても美味しかったのか?人が、動物や、他の部族との戦いの中で、のどの渇きをおぼえ、川や、溜まり水にたどりつけずにしかたなく腰に付けていた何かの容器の中に入れ、食事にしようと思ったブドウが、自然醗酵して崩れたブドウと、その汁を、敵から隠れるように岩陰に一時腰をかがめて左手に鋭利な石の塊を持ち、戦闘態勢は崩さず、右手でムシャブリついたのが事の始まりなのか?

人がさてワインでも作ろうかと考えて作り始めたのは何時頃なのか?中央アジアのコウカサツなのか?諸説の中でも有力視されている、メソポタミア文明を構築したシュメール人なのか?決定的なものをフォーカスしてみたいものと考えてしまいます。

数ある、諸説にとらわれる事無く現実として、ワインの発展は、エジプト,ギリシャ,ローマ帝国へと広まりを見せた事は確かなようです。ノアの箱舟の物語は、夢と実際の事の起こりを同時に未来に継承させたいがために作られたネバーエンディングストーリーだったのかもしれません。イエスキリストの誕生によって、ワインは、血となり、肉となり進化し、又当時の政権、経済を安定するためには不可欠であったことも事実なようです。諸説と、実際がパレットの中の色合わせのように、限りなく合いまみれて、旧約聖書からの紐をとくほどに神秘的なものになったようです。もしかしたら古代人にこれ上手いからと、地球外知的生命体が一杯いかがと持ってきたものなのか、・・・

冗談はさて置き、人は、定かでないものを幻想と、イマジネーションで作り上げ、有り余る想像力を無限大にします。酒の神、ワインの神(バッカス)に象徴されるように、神と、宗教、思想と権力者を背景とし、ブドウの発祥と、ワインの発展は、たとえれば、光の速度?歴史とコンタクトしあい、舞台をトップスピードにのって走って来た事だけは、うかがい知れます。

ビデオのタイムマシンでの主人公は、出発した時代には戻らず、愛する人の死をよみがえさせられればと、過去に未来を変えるべきコア(核)を求めようとしましたが、変えられぬ事実を悟り、数十万年先の未来に自分の愛と、希望と、居所を定め、エンディングとなりました。ワインにおいての過去へのタイムトラベルでは、ワインの源であるブドウ、並びにワインの素になるであろう酒は、諸説に事をかきません。が、映画同様に生きがいと、欲望という不変なものを実にし、他の酒を払いのけて、この地球という星の地酒(地球酒)であると証明した事は、間違いのないところです。つまるところ、星酒(せいしゅ)であり、ためらわず動物が生きていく手段に作られたものであったように感じてなりません。

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